幼稚園受験に英語は必要?
幼稚園受験では基本的に運動面、社会性、知能面をチェックされます。
運動面では歩く走る、飛ぶといった能力や年齢や月齢に合った身体能力かを確認を見られます。
社会性は友達との関わりや順番のルールが守れるかなどを自由遊びの時間から様子を確認されます。
そして、知能面は先生の話をどの程度理解できているかの言語面、図形や数量、記号といった数理面、お話や数の記憶や異なる者同士の関係性を考える思考などを見られています。
そんな中で、英語が必要になる場合は、インターナショナル幼稚園の場合でしょう。
その場合は受験の際に外国人講師による面接がある場合があります。
外国人講師と子供がどのようにコミュニケーションをとるのかを見られることはが多いため、インターナショナル幼稚園を考えている場合は、日ごろから英語に慣れておく必要があるでしょう。
教育方針や遊びの特徴、費用など幼稚園によってさまざまな特色があるため、園の特徴を知ったうえで早めに準備し前向きに取り組むことが必要です。
幼稚園で英語を勉強することのメリットとは
幼稚園に入園する年齢は3歳の子が最年少で3年保育となり、4歳と5歳で学ぶ2年保育で入園するかのいずれかになります。
近年は幼児教育で英語に力を入れる傾向が強くなっていますが、その理由として幼いころにネイティブの発音を聞くことによって、いわゆる英語耳と呼ばれる発音を聞き分ける能力と発音できる力を習得することが出来る点にあります。
日本人はアールとエルの発音をうまく発音できないことはよく知られていますが、これは言語の学習には臨界期と呼ばれる、それぞれの言語特有の特徴をマスターできるか否かに期間があるためです。
生後6か月から既に聞き取る力は発達し始めることから、臨界期である10歳までの間にどれだけ勉強するかが将来大きな分かれ道となってきます。
正しい発音で学ぶことができれば、ネイティブの発音が当たり前になりますし、話すことへの抵抗感も感じずに済むでしょう。
幼稚園から勉強を始めるメリットは、限界を超えるまでに正しい発音をマスターし、話すことへの抵抗感がなくなるのが一番大きいと言っても過言ではありません。