アクティブラーニング

アクティブラーニング アクティブラーニングは、活発に学習を行うという意味で、もともとは高等教育機関で盛んに取り組まれてきた教育方法です。学習者が互いに活発に意見を交換し、それぞれの考えをより深めていくとともに新たな視点のものの見方や自分の考えの問い直しなども同時に行うことができ、学習効果がきわめて高い手法とされています。

高等教育機関や企業研修などでの豊富な実例が積み上げられていることから、新学習指導要領の実施に伴い全国の小中高等学校への導入も試みられており、主体的で対話的な学びとして現在も盛んに実践されています。幼稚園では園児それぞれの発達段階に大きな差があるため、学習者が主体となった対話的な学びの形態に結びつけることは難しいものですが、一つの目的に合わせて意見を出し合って協力し合いながら問題解決をしていくなどの形として実践されているケースが見られます。学習者である園児の実態に合わせたアクティブラーニングを、適切な形で実践できる優れた指導者のいる幼稚園では、より積極的で深い学びを意欲的に行う子どもの育成ができているものと判断して良いでしょう。

幼稚園におけるモンテッソーリ教育について

幼稚園におけるモンテッソーリ教育について この記事では、幼稚園におけるモンテッソーリ教育について紹介していきます。まず最初に、モンテッソーリ教育についてご存じでない方もいるかと思いますので説明をします。この教育の最終目標は「自立しており、有能で責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てること」にあります。

この教育方法のメリットは、なんといっても自主性に優れた子供に育つことができることです。この教育方法を取り入れている幼稚園では、実際に大人がやっている炊事や家事を子供が真似をしてやります。しかも、使う道具は小さいとはいえ本物の道具です。包丁は実際に切れますし、カップは落ちれば割れるものを利用しています。これにより道具は大切に扱わなければならないということを学べ部ことになります。さらに、やる内容は大人が強制しているのではなく子供がやりたいと思ったことをやっているのです。これにより、自主性が身につくことができるようになります。これが他の教育方法とは異なるメリットとなります。