欧米の文化にも触れられる
幼稚園で英語を教えるところは多く、絵の描かれた単語カードを使ったり海外出身の先生が来て英会話を教えて貰うことで興味を持つように教えていきます。
幼稚園児は耳が良く、興味をさえ持てば自然と身につけていきますが飽きさせないように欧米の文化に触れられる授業も行っています。
文化はその国の生活や習慣を知ることが大切ですが、文化を知ると言っても幼稚園でその国の歴史を教えても子供が興味を持てなければ意味が無いので、自然や街の景色、その国で人気のある子供たちの遊びや乗り物、動植物そして食事などの身近な文化をビデオや写真で見せたり、お昼の食事にその国の料理を食べるようなことを行っています。
子供は体験を通して学ぶことが重要なので、座って単語や英会話を学ばせるだけでなく多くの体験を通じてその国の文化に触れることも重要です。
幼稚園では効率的に英語を教えるために、その国の文化に触れさせることや体験を通じて効果的に教えているところが増えています。
小学校入学に向けての幼稚園生向け英語教育について
学習指導要領が見直しされ、2020年から小学校でも英語教育が大きく変わることになりました。今までは必修科目ではなかった教科ですが、国語や算数と同じ扱いになります。
このことをきっかけに、幼稚園から勉強をスタートさせる方が徐々に増えています。なぜ、幼稚園から早期学習をさせるご家庭が増えているのか、理由が大きくわけて2つあります。
まず、耳を発音になれさせることです。日本語と大きく発音が異なる言語なので、学習が遅くなれば遅くなるほど、第二言語としての習得が難しくなります。
6ヶ月の赤ちゃんのは既に音を学習する能力があり、このことからも早期学習には効果があることが裏付けされています。
次に脳内変換に慣れさせるためです。日本語で話す時は日本語で考える、と言った具合に脳内で異なる言語について翻訳する必要がないのでスムーズに会話することが可能です。これは英語脳とよばれるもので、早い段階の学習により身につけやすくなります。
幼稚園という幼い段階で他国の言語に触れることにより、言語習得だけでなく多様性も身につくことが予測されます。小学校という近い未来だけでなく、社会に出たあとも活かすチャンスが多いと思われるので、早期教育は現在、重要視されています。